骨の配列と筋バランス
骨盤矯正を始めとする「歪み矯正」はバストアップはもちろん、美しいカラダを作っていくうえでは必須であると言えます
そしてこの体の歪みは誰にでも大なり小なりあります。
バストの左右差に関しても、この「歪み」に起因するケースは多いです。
歪みが起こるのは、日常の生活習慣やクセ、筋力不足や過去のスポーツ経験、ケガなどによって、歪んだ動きが当たり前のように自動化されているためです。
では、この体中の歪みってどうして起こるのでしょうか
例えば、こんなことないですか
そもそも内臓が左右非対称
心臓は左側にあり、肝臓は右側に。胃だって右に下垂しています。
ケガや痛みをかばう
捻挫や靴擦れ、腰痛などの不調がある場合、痛みを庇って歩きますよね。
利き腕の影響
文字を書く、お箸をもつというように、どちらかの手を必ず使います。
ゴルフやサッカー、バスケにバレーなど、スポーツをしていた(している)
ボールを投げる、蹴る、打つ、これも利き手や利き足があります。
その動作によって筋力や筋量の左右差が確実に生まれます。
バッグを片側にかける。
いつも決まった方の肩にバッグをかける。荷物を持つ手がいつも同じ。
肩の左右差が生まれます。
同じ姿勢でデスクワーク
長時間同じ姿勢であることが多い現代人。パソコンの前に座っているとき、背中が丸まっていませんか?
筋力不足
筋力が著しく低下した筋力不足の体では、そもそも正しい骨の配列を維持することはできません。
普段の生活でこまめに動いたり、歩いたりを怠るのはだめです。ズボラ厳禁
過去に捻挫などをしたことがある
過去に捻挫などをしたことがあるひとは、靭帯が伸びて骨の支持力が低下している可能性もあります。
それを引きずっていて、筋バランスが乱れていることもあります。
くつろぐ時、斜めに座る
自宅でソファに座って、テレビや読書をしているとき、脚を組んで斜めに座ってませんか
この時、背骨や骨盤の配列は確実に歪んでいます。
他にも、脚を組んでいる時に上にくる脚がいつも同じだったり、寝るときに同じ方向を向いて寝ていたりと、日常生活には、体を歪ます要素がたくさんです
歪みが少なければ、動きも効率的になるし体への負担も当然少なくなります
ただ、悲しいかな人間は楽な方へ流されやすい生き物
ついついクセで、楽な姿勢をとったりしますよね。
それを繰り返すと矢状面は左右に傾いて、前額面も前後にずれ、水平面も傾いてしまいます。
この歪みというのは、何かというと「骨の配列の乱れ」なんです。
そして、骨の配列が乱れれば、筋肉のアンバランスが生じ、歪みをカバーするために弱い部分を筋肉が頑張って支えようとします。
つまり、筋肉にもクセがつくわけですね。
で、この筋バランスの崩れが何を引き起こすかというと、血液やリンパの流れの停滞です
骨の配列が乱れると、弱い部分を補う形で固まった筋肉がつきます。
つまり栄養素を運んだり、老廃物を排泄したりする血液やリンパがそこでせき止められます。
各細胞には酸素や栄養が不足し老廃物が溜まることになります
当然、疲れやすくなるし動きも鈍くなる。
また、骨の配列の乱れによって、臓器や神経が圧迫されてしびれや、呼吸の乱れ、臓器の不調にも繋がります。
骨盤のお話でも書きましたが、内臓下垂による子宮、卵巣圧迫なんてことが起こるわけです。
卵巣から分泌される女性ホルモンもまた、血液を通って運ばれます。
バストへ栄養素や女性ホルモンを届けるためには、歪みは必ず直しておきましょうね
歪みを直すと言えば「整体」を思い浮かべるひとも多いのではないでしょうか
さくらも整体に月イチくらいで通っていますが、整体は骨格を整えるわけで、
施術した時には整います。
でも、その瞬間から体は元に戻りはじめています。
筋バランスが崩れているためですね。
この偏った筋肉のクセを取り除くことも同時にアプローチしていかなければなりません。
じゃないといつまで経っても、ゆがみは矯正されません。
骨の配列を矯正し、筋バランスを整えることが必要なのです。
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