古代の美乳、理想のバスト
美しいバストは女性自身も見惚れ、そして憧れますが、
当然、男性の目にはセッ〇スアピールをもたらすものとして、
さらに魅力的に映り込みます
でも、いわゆるセッ〇スアピールは、
その時代の価値観によって左右されてきたんですよねー
たとえば、今よりずっと、性愛に大らかだった古代ギリシャ時代では、
異性愛と同性愛の両方が普通に存在していたと言います。
そんな時代では、女性の乳房のもつセックスアピールも、
今ほど強烈ではなかったという風に想像できますよね
現代に残されている遺跡や彫刻でみる古代ギリシャの女性は、
乳房もあらわで、見えていても気にしている様子はありません。
もちろん、人のもつ普遍的な自然の豊穣のイメージや、
母親由来の崇拝や愛着はあったでしょう。
今と違うかたちの見方で、
乳房に対してのこだわりもあったのかもしれません。
でも、どうやら、この時代では、特に乳房が大きいほうがいい、
小さい方がいいというサイズに対するこだわりは、
今よりずっと希薄だったような気がします。
だって、隠されていないので、
バストサイズは見れば一目瞭然ですよね
時が過ぎ、軍事政権のローマが台頭してくると、
古代ギリシャの神話と平和な時代は終わり、
兵士から身を守るためにも女性の乳房は
防具の下に隠されるようになりました
こうして、開放的な乳房の時代から乳房が隠される時代に移り、
バストが、容易に見ることができなくなると逆に、
そのものに対するいろいろな想像から、
理想が生まれてきたのではないでしょうか
だから、「おっぱい星人」が多いのかも