20代から始まるバストの老化
10歳前後からはじまったバストの成長は10年ほどかけて完成されます。
いつまでも、その状態の若々しいバストでありたいものですが、
加齢による体型変化は、どんな人でも避けようがありません
そんな中、加齢による体型の変化には、
一定の法則があることが明らかにされてきました。
ボディスタイルは、20歳代で頂点をきわめ、
その後、加齢によるスタイルの崩れが始まってきます。
バストに関しては、
丸くてハリのある20歳前後のバストを境にして、
加齢による変化が始まります
この変化のスピードには、大きな個人差があり、
20歳代で大きく変化する人もいれば、
40歳代になっても、ほとんど変わらない人もいるそうですが、
その変化の仕方は、総じて同じ経過をたどります。
まず最初は、お椀を伏せたような
バストの上半分のボリュームが削られたように減ってきます。
次に、バストの下部が、支える力を失い、垂れはじめます。
それに追随して、トップの位置が下向きになります。
最終的には、バスト全体がハリを失い、
袋のように垂れ下がり、体躯のカーブに沿って外側に流れます。
これは、ワコールの研究による年齢ごとのバストの変化です。
加齢によって起こるバストの変化の主な原因は、
バストの脂肪と乳腺を内部から支えるクーパー靱帯と、
外部から包み込み支えていた皮膚が伸びてしまうことといわれています。
バスト自体にかかる重力や揺れの刺激が、
靱帯や皮膚に余計な負担を与えていることが考えられます。
美しいバストラインをキープするためには、
体型や年齢にあった適切なブラジャーを考慮することは必要です。
が、言われているような、ブラジャーだけでバストアップすることは
実は不可能です。