妊娠中のバスト
妊娠すると大きくなるのは、おなかだけではありません。
乳房も乳輪も授乳に備えて大きくなってきます
すでに大きなバストの方は、
体重制限と健康的な生活によって、
バストそのものはあまり増えないかもしれません。
でも、貧乳で悩んでいた方が、
2~3カップアップするのは珍しくないことです
バストアップの点だけをみると、
非常に喜ばしいことですよね
でも、妊娠期間は十ヶ月、それも、
おなかとバストが急激に大きくなるのは妊娠中期~後期からです。
半年ほどで3カップもアップしたら、
成人の皮膚の成長は、追いつきません
この時、怖いのが肉割れ、
いわゆる妊娠線とよばれる皮膚の下の真皮の断層です
真皮が断層すると、そこは元通りに直ることはなく、
皮膚の上から、色の違った波状の後が残ります。
真皮の断層部分には、結合組織が入るため、
その部分の弾力性は失われ、
しぼむと薄くなった表皮部分が縮緬皺となります
せっかく大きくなったと喜んでいると、
乳首付近など皮膚の薄いところや、
重圧がかかりやすいところに、ひっそりと出現したりします。
妊娠線は真皮が断層し、一般に痒みがあるようですが、
あまり痛みは感じないようですので、
気がついたらもうできていて、
取り返しがつかないということがよくあると言います。
予防をするためには、急激な体重増加を防ぎ、
風呂上がりなどよくチェックして、
マッサージクリームなどで、皮膚の栄養や弾力性を
高めることが効果があるようです
陥没乳首などの乳首ケアもしっかりしておくと、
授乳の際に余計な苦労をしないですむかもです