ゆがみの連鎖を断ち切ろう！
さくらは、骨盤をはじめ「体のゆがみ」について、よくここで取り上げます。
体のゆがみとは、もちろん骨が歪んでいるわけではありません
この「体のゆがみ」とは、骨をつなぐ筋肉や靭帯といった柔らかいパーツの問題なのです
これらが左右でアンバランスになったり、
部分的に凝り固まることで、全身にゆがみが波及します
例えば、足の筋肉が凝ったり、足の裏が固い人はどうでしょうか
こういった人が、高いヒールの靴を履いた場合、
当然、足元は不安定になりますよね
続きます
これは、ハイヒールの傾斜を足元だけで吸収しきれないためです
だから反射的にひざを曲げてバランスをとろうとします。
更にそれでも不安てな場合は、腰も曲げるのです
私たちの体は、無意識のうちに、いつもこんな風にバランスをとろうとしています。
足の筋肉が凝っている人が、いつも高いヒールを履いていたら、
ひざや腰が曲がった状態が習慣化します
それが猫背を生み、肩甲骨を凝り固まらせ、骨盤を歪ませ、
内臓下垂になり、卵巣を圧迫し、ちっぱいに拍車をかけちゃうんですね
つまり「体のゆがみ」は連鎖するのです
ひとつのゆがみが、次々と連鎖反応を起こし、全身を歪ませるわけです
人間の体は、約200個の骨があります。
そして、それを繋ぐ筋肉は400種類
これだけ多くのピースがパズルのように組み合わさり、
全体のバランスをとっています。
本来なら体が備えた素晴らしいメカニズムのはずなのに、
一つのゆがみを放置しておくことで、それが連鎖するのですね
筋肉が柔軟であれば、ヒールの高い靴を履いても、
足首や足の裏が、それを吸収してくれて、それが全身に及ぶことはありません
足元が凝っているために、傾く体を支えきれずに、
歪みが全身に広がるわけです
これは左右のバランスでも同じです
例えば、捻挫などをした後遺症で、右足首が硬い人は
自然と左足のひざに負担がかかります。
それを庇うために、右の股関節が無理をして、
更に腰の左側に負担がかかり、右肩が歪み、
といった具合に連鎖していきます
こうやって全身が歪むことで、例えば、
靴底の減り方が左右で違っていたり、
脚の長さが違っていたり
肩の高さが左右で異なっていたり
バストの左右の大きさが広がったり
します。
また、体のねじれにも、左右差が出るため、
スカートがいつの間にか回ったりします
全身の歪みの起点は、下半身となることが多いです
だから下半身の筋肉を鍛えることや、骨盤のゆがみを直すことは
バストアップにとっても大切なのです
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