バストの構造
ダイエットをすると、まず最初にバストの脂肪が減って、
バストが小さくなったり、垂れてしまったと言う話をよく耳にしますよね
バストアップを目指すには、まずバストについてよく知らなくては、
努力に成果がついていきません
成人女性のバスト、つまり乳房の構成は、
大きく「大胸筋」、「乳腺」、「脂肪組織」、「皮膚」で構成されています。
それぞれの役割を見てみましょう。
【大胸筋】
バストアップの話題のとき、よくとりあげられる大胸筋は、
乳房支える基盤となる筋肉です。
大胸筋が弱い人や大胸筋が緩む猫背の人は、
乳房が垂れてみえてしまいます。
せっかく理想的な美しいバストをもっている人でも、
姿勢が悪くては宝の持ち腐れ、背筋を伸ばし、姿勢を意識しましょうね。
【乳腺】
次に、乳腺は出産後に母乳を作るのが主な働きの組織です。
普段はバストの張りや形に関係してきます。
乳腺がしっかり発達したバストは弾力性に富み、
前にしっかり突き出て、若々しく健康そうです。
【脂肪組織】
そして、脂肪組織は乳房の柔らかさ、ボリューム、ラインの美しさに関係します。
乳房の組織の9割は脂肪なのです。
【皮膚】
バストの組織の外側を守る皮膚は、他の部分の皮膚と基本的に同じです。
普段、日焼けをしない場所なので、白く乾燥に弱い傾向があります。
真皮のなかのコラーゲン組織が網のようにバストを包み、
バストの形をキープし保っています。
成長期や、妊娠中、もしくは急激な体重増加によって、
急激にバストがふくよかになると、皮膚は限界をこえて伸ばされ、
真皮に亀裂がはいり、肉割れが生じることがあります。
これに対し、皮膚を柔らかく伸びやすくしておくことが予防になります。