ハリのあるバストと乳腺
男性や、子供には乳腺は存在しません。
だから、バストにふくらみはありません。
乳腺は第二次性徴を迎えた女の子が、
エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンの働きで、
思春期に発達する器官です
乳腺の一番大きな働きは、母乳を分泌することにあります
妊娠・出産をすると、上記の女性ホルモンに加え、
プロラクチンとオキシトシンというホルモンが分泌され、
母乳が生産、分泌されます。
だから、ホルモンの状態が普通の状態であれば、
乳腺はいくら発達していても、母乳の分泌はありません。
美しいバストにおける乳腺の役割は、
乳房独特の半円状の形の維持や弾力の維持です
脂肪は、おなかや二の腕の振袖を触ればお分かりになると思いますが、
あくまで「ふにゃふにゃ」して柔らかく、とっても流動的です。
バストのあの丸い形を中で支えているのが乳腺になります。
乳房の容積の約1割が乳腺で、
乳頭を中心とした同心円状に葉状に15~25個の乳腺が並びます。
乳腺は第二次成長の最初の時期、乳首が発達しはじめる時期から、
成人するまでに成長、そして完成します。
美乳にしたいと気になる女の子は、この思春期中、
健やかに乳腺を発達させたかどうかが、結構重要になります
豊胸手術やニューハーフの方の成型手術におけるシリコンや、
生理的食塩水も、この乳腺の代わりに人工乳腺として
バストの形や張りをあたえるものとして挿入しますよね
閉経を迎え、女性ホルモンが減ると
乳腺はやがて、脂肪組織に変換されていくので、
どうしてもハリを失っちゃいます
ただ、年齢を感じさせない「ハリのあるバスト」を
作ることは、可能なんです。
それには、やっぱり「日々のケア」というものが大切なんですね