授乳→卒乳後、萎びたバストの原因はクーパー靭帯?その解決法とは?
あこがれの美乳は、バストのサイズアップだけでは手に入りません
例え、バストが大きくても垂れていると台無しです
バストの下垂れを防ぐためには、大胸筋や小胸筋に目を向けることもです。
肌のハリも大切です。
そして、もう一つ大切なものが、クーパー靭帯ですよね
クーパー靭帯の存在を知っている人は、
バストアップにかなり関心のある人ではないでしょうか。
胸を支えている影の主役は
「クーパー靭帯」だってことは、
バストアップを実行している人の間では常識かもしれませんね。
クーパー靭帯は、伸縮性に富んだメッシュ状の細い束で、
乳腺の周りを取り囲み、乳房を上下から吊るすような形で支えています。
靭帯といっても、他の靭帯のように
骨と骨を一本の束になった形で繋ぐようなイメージではなく、
小さな線維の束がメッシュ状に絡まりあって枝分かれし、
脂肪細胞の中にも入り込みながら乳腺を支え、
おっぱいの形を作っているようなイメージです
たれ乳にならないための命綱ですね
このクーパー靭帯はゴムのようなもので、
妊娠・授乳や、バストアップによって、胸が大きくなれば伸びていきます
続きます
バストを包み込む肌
バストは身体の他の部分と同じく、
皮膚によってしっかり覆われ、守られています
乳房の約9割が脂肪ということもあり、他のどの部分よりも
厚い皮膚の下の脂肪層が、
あのバスト特有の「内から輝く白さ」や「透明感」を肌に与えています
若い時は、皮膚もみずみずしく、常に溌剌としていますが、
加齢とともに、普段、露出していないバストの皮膚でさえ、
小皺やシミが出てきます 肌が衰えると、大胸筋エクササイズを頑張っても、
バストの形がキープできなくなり、弛み垂れることに必ず繋がります
皮膚も、全身の健康状態やホルモンバランスに左右されるので、
栄養バランスと生活習慣に気をつけ、
皮膚を健康な状態で若々しく維持させることは、
美しい理想のバストの維持に直結します
急に太ったり、成長したりすると、
皮膚の成長がついていけなくて、
真皮の中のコラーゲン組織が引き裂かれることがあります
これを「肉割れ」といい、身近な例で言えば
「妊娠線」もそのひとつですよね
一度肉割れになると、皮膚の中の傷跡のようなものなので、
周りの皮膚と比べ、変色した瘢痕が白く残り、
残念ながら元通りになりません
なので、絶対に予防が欠かせないのです
乾燥肌の人は、やっぱり「なりやすい」です
美乳を作る上で、バスト周辺の、肌の栄養やスキンケアは絶対に必要です
またバストのトップ、乳頭は、皮膚ではなく粘膜です。
トップが上向きであることは、美しいバストの条件ですよね
乳頭の色や形、大きさにも女性は密かにコンプレックスを抱いています
美乳首の作り方
第二次性徴にともない、乳首の色は濃くなる傾向がありますが、
概ね、個人の肌の色に決まってくるようです
乳首の話はさておき、「美乳」を作る上で、
「バストを美肌」に保つことは、とっても大切なんです
ハリのあるバストと乳腺
男性や、子供には乳腺は存在しません。
だから、バストにふくらみはありません。
乳腺は第二次性徴を迎えた女の子が、
エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンの働きで、
思春期に発達する器官です
乳腺の一番大きな働きは、母乳を分泌することにあります
妊娠・出産をすると、上記の女性ホルモンに加え、
プロラクチンとオキシトシンというホルモンが分泌され、
母乳が生産、分泌されます。
だから、ホルモンの状態が普通の状態であれば、
乳腺はいくら発達していても、母乳の分泌はありません。
美しいバストにおける乳腺の役割は、
乳房独特の半円状の形の維持や弾力の維持です
脂肪は、おなかや二の腕の振袖を触ればお分かりになると思いますが、
あくまで「ふにゃふにゃ」して柔らかく、とっても流動的です。
バストのあの丸い形を中で支えているのが乳腺になります。
乳房の容積の約1割が乳腺で、
乳頭を中心とした同心円状に葉状に15~25個の乳腺が並びます。
乳腺は第二次成長の最初の時期、乳首が発達しはじめる時期から、
成人するまでに成長、そして完成します。
美乳にしたいと気になる女の子は、この思春期中、
健やかに乳腺を発達させたかどうかが、結構重要になります
豊胸手術やニューハーフの方の成型手術におけるシリコンや、
生理的食塩水も、この乳腺の代わりに人工乳腺として
バストの形や張りをあたえるものとして挿入しますよね
閉経を迎え、女性ホルモンが減ると
乳腺はやがて、脂肪組織に変換されていくので、
どうしてもハリを失っちゃいます
ただ、年齢を感じさせない「ハリのあるバスト」を
作ることは、可能なんです。
それには、やっぱり「日々のケア」というものが大切なんですね