ジュニアブラとは?
ジュニアブラとは、思春期の膨らみ始めたバストを保護して
サポートしてくれるジュニア専用のブラジャーのことです。
メーカーによって多少違いはありますが、
タンクトップのバスト部分を布を重ねて厚くし、
膨らみ始めた初期の敏感な乳頭を保護するものからはじまり、
ワイヤーのない柔らかいカップのついたタイプ、
ティーン特有の細い体型や胸の形に特化したカップのあるタイプ
と、バストの成長段階別にいくつかに分けられて
シリーズが展開されています
成長途中のバストは、大人のバストラインにくらべ、
正面から見た場合、バストの幅が狭く、
全体の位置が高いところにあるのが特徴です
また、バストにも脂肪が少なく固いので、
柔らかい素材を使った締め付けや矯正のないものが、
発育を妨げないのでいいと思います
ブラジャーに使われるワイヤーもジュニアブラでは、
大人とカップのラインが違うので、独特のデザインで作られています。
やがて、成長期も終わりに近づき、バストに脂肪がついてきて、
柔らかくボリュームアップする頃には、それに適したデザインのものがあります。
背伸びをして、「はやく大人びたデザインのブラジャーを使いたい」
って、お子様の気持ちもわかりますが、焦らせてはダメですよん
ママさん。ちゃんと諭してあげてくださいね
成長期に伸びやかに身体と心を成長させることが
将来のバストアップの成功の秘訣です
そのためにも、成長期には成長期に適したブラを使って、
優しくバストの成長を見守ってあげてくださいネ
ローティーン向けのブラジャー
ローティーンのバストは成長途中のバスト。
乳首部分にしこりが触れる状態から、
もうふくらみがDカップにまで成長していたりと個人差が大きいです。
身体のサイズが、短期間で移り変わる成長期のローティーンには、
いわゆる大人が使う機能性を盛り込んだり、
豪華な装飾をとりいれ、ワイヤーなどで補正をするブラジャーは
適切とはいえません
ローティーンのためのブラジャーを使うのが一番身体にいいのは当たり前です
ローティーンの女の子が、初めてするブラジャーをファーストブラといいます。
ファーストブラを使い始める年令は、
早い子で小学校1年生、だいたいバストの膨らみに応じて、
11才ぐらいが平均のようです。
下着メーカーも昔に比べ、
発育が早くなった女の子たちの悩みに答えるため、
様々なファーストブラを販売しています。
デザインや色が可愛くなってきて、
着るのも選ぶのも楽しくなっています。
ファーストブラを付けるにはまだ早いかなと思う子には、
胸の部分だけ二重にした下着や、
パットのない布地だけのストラップ付きのチューブトップもあります。
これらの商品は、発達途中のデリケートなバストを守るためのものです
使い捨ての、ニプレスなどの商品もありますが、
多く汗をかく成長期の女の子にとって、カブレや肌荒れトラブルが心配です。
また、激しいスポーツをする女の子には、
スポーツの成績向上にも、バストの将来の保護のためにも、
スポーツブラをお奨めします
ローティーンのバストアップの過程
最近は栄養状態も良く、初潮が10歳以前に来る子も少なくありません。
そのため、10歳前後の女の子でも、
ブラジャーが必要なほど、
バストが目立ってくる子も珍しくなくなってきました。
羨ましい限りです
学校の性教育では、「受精」や「男女の違い」、
「生理」や「精通」については教えているようですが、
バストがふくらむことに関しては、
どうもあまり教えてくれないみたいです。
ローティーンはバストに関して、
ほとんど何も情報のない状態で立ち向かっているので、
デリケートな問題ですが、
友達同士や、母親との情報交換が大事になっています
一般的なローティーンのバストの成長は、
小学校高学年から始まり、まず、女の子は乳首に違和感を憶えます
子供によっては非常に痛がり、
服の布地が当たることも痛くて、集中できなくなったり、
うつぶせで眠れなくなったりする女の子もいるようです。
痛いので、無意識に猫背になり、
胸を張らないように癖がついてしまうと、
将来姿勢がゆがみ、大人になったときに、
スタイルの悪さ、貧弱なバストに悩んだり、
肩こりや頭痛、内臓の弱さにつながってしまいます
もし、バストが痛むようであれば、
布地が二重になってバスト部分を保護するように作られている
キャミソールやタンクトップなどの下着を使い、
敏感になっているバストを保護しましょう。
このとき、バストを触れると膨らみがなくても、
乳首付近にしこりが触れます。
この「しこり」が乳腺で、将来おっぱいを作る大事な組織です
痛みを感じる期間も、乳房が発達しはじめる頃には次第におさまってきます。