乳腺を発達させるホルモン
バストは9割の脂肪と1割の乳腺という組織でできています。
この乳腺は、将来赤ちゃんに与える母乳をつくるための組織で、
女性ホルモンに対する感受性がとても高い組織です
この乳腺がバストの形を支える内部から支える構造材となっており、
あの独特の曲線のもとになっています
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母性本能が胸を大きくする?
母性本能が強い女性は、やはりバストが大きくなる可能性を秘めています
個人的には
母性本能が強い=女性ホルモンへの感受性が高い
ということとなのではないかと思うのです
たとえば、ネズミなど齧歯類では、
女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンが
子育てに大きな役割を果たしていることが明らかにされています。
もし、これらのホルモンがない場合、母ネズミは子供を子供として認識できません
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プロゲステロン(黄体ホルモン)
プロゲステロンは黄体ホルモンと呼ばれる女性ホルモンのひとつで、
主に妊娠、出産に関係します。
卵巣の黄体という組織からたくさん分泌され、
排卵後に濃度はピークになります。
平常時には生理周期を決めたり、
血糖値の調節をして脂肪を調節したり、
生理周期の高温期を維持したり、
利尿作用を司ります。
エストロゲンとは拮抗的に働き、
排卵前の食欲の抑制・停滞と逆の方向に、
つまり食欲を増進させる方向にはたらきます
生理のあと、食欲がでるのはこのホルモンのせいですね
妊娠を無事継続させるためにはとても役立ちますが、
ダイエットをしたい女性にはちょっとつらいところです
さて、エストロゲンは、バストアップには魅力的なホルモンでしたが、
過多になると、体内の酸素が少なくなりすぎる、
皮下脂肪を増進による肥満、甲状腺異常などが副作用がおきてきます
それを調節するのもプロゲステロンの大事な働きになります
プロゲステロンのバストアップ効果としては、
やはり乳腺の活性化があげられるでしょう
実際の妊娠、授乳に関しては、プロゲステロンのみならず、
プロラクチンとオキシトシンという二つのホルモンが大きく関わってきます
このなかで、プロラクチンはプロゲステロンと連帯し、
バストの乳腺を大きく成長させる働きがあることがわかっています
プロラクチンは乳汁分泌を促しますので、
むやみにプロラクチンの血中濃度が高いと、
母乳の分泌や、不妊を招くので、注意が必要ですよん