マシュマロな手触りとバストの脂肪
健康な乳腺は、バストにハリと弾力を与えてくれますが、
乳房自体の体積の1割程度を占めるだけなんです
バストの体積の約9割が脂肪であると聞いて、
あなたはどのように思うでしょうか
脂肪は、血液にのって、カラダの全て身に蓄積されます。
特定の部分だけ脂肪を増やしたい、
特定の部分だけ脂肪を増やしたい減らしたい
というのは、あなたが思った通り、難しい問題ではあります
本屋さんでも、ダイエットの本はたくさんあるのに、
「バストを大きくしたい」、「カッコよくしたい」というような
いわゆる「ハウツー本」は、今でこそチラホラ見かけますが、
ダイエット本に比べると、ほとんどありませよね
バストのカップを大きくしようと思ったら、
「脂肪を減らすこと=ダイエットなどしてはいけない」
という結論になりませんか
更に、脂肪の付き方には、「人種的な差や個人差も大きい」
とも言われてますよね
「バストを大きくするためには、豊胸手術しかないのか」
と思い込んでしまいそうです
でも、安心してください
これを読んでからでも、「選択」は可能です
さくらは、特に「豊胸手術」を否定してはいません
だって、それで人生が変わるのだったら、
やって変えた方がいいと思っているためです
さくら自身も、正直「豊胸手術」という道を考えなかったわけではありません。
お金はかかるけど、でも、簡単そうに見える「豊胸手術」は、
「貧乳」「微乳」と悩み、虐げられてきた人にとっては、
とても魅力的なんです
でも、さくらがそうだったように、豊胸手術という「最後の砦」に
行く前に、そこまでしなくても、バストアップ出来る方法ってあるんですね。
そう。生活習慣や食生活を改善し、体質を改善することによって、
女性ホルモンやバストアップに関わるホルモンのバランス
を整え、代謝をよくして、身体の潜在能力を引き出すことは可能なんです
AAカップという、ホントに残念なおっぱいから、
Gカップまで、手術なんて一切せずに、育乳に成功した
さくらが、言っているのだから間違いはありません
バストアップを成功させるためには、
「バストの構造」ということから、鑑みると「脂肪」は
絶対的に重要になってきます
でも、実際「太れない」という悩みを抱えている方が
多く存在することから考えると、
脂肪をつける
ということは大切だけど、
乳腺を育てる
というアプローチ。そして、そう考えることが、
本当に大切なことがわかります
だって、考えてみてください
バストの構造って、1割の乳腺と、9割の脂肪ですよ。
ということは、乳腺を1割育てれば、その9倍の脂肪が付く
ってことには、なりませんか
そんな、レポートを作りました
ハリのあるバストと乳腺
男性や、子供には乳腺は存在しません。
だから、バストにふくらみはありません。
乳腺は第二次性徴を迎えた女の子が、
エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンの働きで、
思春期に発達する器官です
乳腺の一番大きな働きは、母乳を分泌することにあります
妊娠・出産をすると、上記の女性ホルモンに加え、
プロラクチンとオキシトシンというホルモンが分泌され、
母乳が生産、分泌されます。
だから、ホルモンの状態が普通の状態であれば、
乳腺はいくら発達していても、母乳の分泌はありません。
美しいバストにおける乳腺の役割は、
乳房独特の半円状の形の維持や弾力の維持です
脂肪は、おなかや二の腕の振袖を触ればお分かりになると思いますが、
あくまで「ふにゃふにゃ」して柔らかく、とっても流動的です。
バストのあの丸い形を中で支えているのが乳腺になります。
乳房の容積の約1割が乳腺で、
乳頭を中心とした同心円状に葉状に15~25個の乳腺が並びます。
乳腺は第二次成長の最初の時期、乳首が発達しはじめる時期から、
成人するまでに成長、そして完成します。
美乳にしたいと気になる女の子は、この思春期中、
健やかに乳腺を発達させたかどうかが、結構重要になります
豊胸手術やニューハーフの方の成型手術におけるシリコンや、
生理的食塩水も、この乳腺の代わりに人工乳腺として
バストの形や張りをあたえるものとして挿入しますよね
閉経を迎え、女性ホルモンが減ると
乳腺はやがて、脂肪組織に変換されていくので、
どうしてもハリを失っちゃいます
ただ、年齢を感じさせない「ハリのあるバスト」を
作ることは、可能なんです。
それには、やっぱり「日々のケア」というものが大切なんですね
バストを支える大胸筋
バストアップの際に、「大胸筋」を鍛えるというお話は
誰もが耳にすることですよね。
これは、「大胸筋」が 、バストのトップ、乳首の位置に
関係するためです。
ツンと上をむいたバストトップは美しいバストには必要条件でしたよね。
ということで、
「美乳」を目指すのであれば、
これは必須条件とも言えます。
バストアップというのは、
バストに脂肪をつけ、バストそのものの容量を増加させる
バストのトップの位置を引き上げ高さを出す
という、大きく2つの方法に分けることが出来ます。
大胸筋は、男女ともに肋骨の上に存在する骨格筋で、
主に、肩関節を内側にまわしたり、腕を屈曲させるとき強く働きます。
そのため、大胸筋を鍛える効果的なエクササイズには
腕立て伏せやダンベル体操などがあげられます。
乳房は、「脂肪と乳腺が皮膚で包まれている風船」のようなものだとイメージしてください。
皮膚には弾力性があり、しっかり丸く包み込む力がありますが、
中身の脂肪や乳腺には、それ自体は柔らかく、
持ち上げて支えるという力がありません。
大胸筋はその風船をしっかり身体に引っ張って、
重みを支える役目をしています。
大胸筋を鍛えるとバストアップするというのは、
乳房の風船をしっかり身体にひきつけてくれるということです。
大胸筋がたるんだり、姿勢が悪く支えきれない場合、
バストは自らの重みで重力にひかれ、下垂していきます。
しかも、この「下垂」いわゆる「垂れパイ」は、
小さいから起こらないというわけでもなく、
実に、日本人のほとんどの方が、
バストの大きさに関係なく、垂れていると言われています。
しかも、それを自分でも気づいていない人がほとんどなんです。
大胸筋を鍛えることは、前にツンと飛び出た、
美しいおわん型や釣鐘型のバストを維持するために
とても大切です。
ただ、大胸筋を鍛えても、バストそのものの大きさにはあまり影響が出ません。
しいて言えば、バストの土台としての厚みが増す程度です。
でも、下垂したバストを上に持ち上げるだけでも、
バストに高さが出るので、バストアップに繋がるというわけです。
バストの構造
ダイエットをすると、まず最初にバストの脂肪が減って、
バストが小さくなったり、垂れてしまったと言う話をよく耳にしますよね
バストアップを目指すには、まずバストについてよく知らなくては、
努力に成果がついていきません
成人女性のバスト、つまり乳房の構成は、
大きく「大胸筋」、「乳腺」、「脂肪組織」、「皮膚」で構成されています。
それぞれの役割を見てみましょう。
【大胸筋】
バストアップの話題のとき、よくとりあげられる大胸筋は、
乳房支える基盤となる筋肉です。
大胸筋が弱い人や大胸筋が緩む猫背の人は、
乳房が垂れてみえてしまいます。
せっかく理想的な美しいバストをもっている人でも、
姿勢が悪くては宝の持ち腐れ、背筋を伸ばし、姿勢を意識しましょうね。
【乳腺】
次に、乳腺は出産後に母乳を作るのが主な働きの組織です。
普段はバストの張りや形に関係してきます。
乳腺がしっかり発達したバストは弾力性に富み、
前にしっかり突き出て、若々しく健康そうです。
【脂肪組織】
そして、脂肪組織は乳房の柔らかさ、ボリューム、ラインの美しさに関係します。
乳房の組織の9割は脂肪なのです。
【皮膚】
バストの組織の外側を守る皮膚は、他の部分の皮膚と基本的に同じです。
普段、日焼けをしない場所なので、白く乾燥に弱い傾向があります。
真皮のなかのコラーゲン組織が網のようにバストを包み、
バストの形をキープし保っています。
成長期や、妊娠中、もしくは急激な体重増加によって、
急激にバストがふくよかになると、皮膚は限界をこえて伸ばされ、
真皮に亀裂がはいり、肉割れが生じることがあります。
これに対し、皮膚を柔らかく伸びやすくしておくことが予防になります。